【改定版】開票立会人 体験談


※うろ覚えなので、細かい間違いはあります。

場所は呉市、広のオークアリーナ。
画像左上の?で、15人くらい座って作業している人がいた。
画像右上の?は、10人くらい座ってて、最初から最後までただ前を見ていた。
画像右下の?も、4人座ってて、最初から最後まで前を見ていた。

【20:15〜20:30〜】
別室で選管委員長から説明を受けた。
僕を含めて14人いた。そのうち3人は職員だった。
いつも来てる人がいるみたい。

【20:30〜21:00〜】
選管委員長に質問したら愛想よく答えてくれた。なんでも聞いてと言う。

ムサシの機械にブラックボックスあって票が入ってるかもと説明したら、白髪の人は愛想よく見せてくれた。ムサシの機械は4台くらい。
前に立って見ただけだが。後ろは基盤だそうだ。これ以上は要求しなかった。
壇上にある、立会人のイスに座らせられる。

【21:00ごろ〜】
参観人は20〜30人。しかし10人くらい報道関係者か職員のような人だった。他10人くらい双眼鏡で見ている。

鍵を開錠するので、立会人は壇上から来るように言われる。
小走りで行ったが間に合わず。ついたらもう鍵を開けている。

選管委員長が親切にむこうから教えてくれたりもした。そのときにバーコードの機械の場所を聞いたら、ムサシの計数機の場所を示してた。

手作業分類の周り歩きなら見た感じ、みぞて顕正(自民)の票が多い、さとうこうじ(生活の党)の票はあまり見ない。
しかし、筆跡は色々だった。大きかったり小さかったり、苗字だけだったり名前だけだったり、漢字だったりひらがなだったり、ハネてたり止めてたり、横に党名が書いてあったり。
たまに無効票があった「×」やら「誰もいない」やら、なんか文章が書いてあったり、白票だったり。1枚だけど、魚の絵や、「^□^」なんてのもあった。
同じような字かないか軽くチェックしてみたが、遠めで分からなかった。

一応ムサシの機械を見たが、動画通り速かった。

熱心に歩いて、青ペンで書いた自分の票(録画済み)を探してみたが見つからなかった。

今思えば達筆な字はなかったように思う。折り目もなかった。どれも鉛筆書きだった。

【22:30ごろ〜】
バーコードで読み取ってるとこを発見したので後ろから見ようとしたら、すぐに白髪の人が無表情で、ここから外で見るように(パソコンは見えない位置)と言われた。
「法的に問題ないはずなので入ります」と言うと、「法律に違反するわけじゃないが、投票所の規律の問題がある」とか「なんか忘れたがルールにのっとってやってる」「みなさんに協力していただいてる」とか、そんな感じのことを言われた。
「法的に問題ないはずなので入ります」と言うと、また同じようなことの繰り返し。バーコードの危険性を説明すると、すぐに理解された。
こんな感じのやり取りが10回あって、入りますと言って入った。さすがに止められなかった。

バーコード読み取る人は2名。パソコン画面のソフトには、候補者名や数字など書いてあった。
500枚の束に「候補者名」「500」などと書いたバーコード付きの紙が貼ってあり、職員が「48,000」などと声に出しながら読み取り、画面の数字も47500→48000となっていた。もう一人が同じ作業をしていた。もちろんパソコンの画面の数字も同じ。
バーコードのパソコンは、参観人席からは見えない。

背の低い人が、無効票の確認がありますからと言ったので席に戻ったが、すぐに来ないので見に戻った。
手作業分類ばかり見て、うっかりバーコードを読み取ってるとこを見逃した。すぐに終わった。

席に戻ると、なにやらバーコードの周りに数人集まっている。
数人こちらをチラチラ見ている。見に行けばよかったと後悔。


【23:30ごろ〜】
もう参観人は2人くらい。

目の前の机に票がある。聞くと有効票だという。
選管委員長に見ていいか聞くと、「有効票はみません。カメラマンも見てるし」と言う。

分類していたアルバイトらしき人達は帰っていく。

選管委員長に何度か聞いたが、「机の有効票は最後まで触れないで」「上から見るのはいい」などと言う。「選挙区のほうの立会人・・県選出の立会人・・・だから、立会人でない人がなんで票にさわれるんですか」と言われ比例なら見ていいんですか?と聞くと「比例のほうはあなたは立会人だから権限を行使されるというんだったら 僕のほうで勉強しなおしますわ」とか曖昧なこと言われる。比例なら見ていいんですか?と聞くと「比例のほうは見ていい言う法律はある、いやない、分かりませんから。どうしても見るなら、嫌とは言えない」などと言う。「みんなの信用の上に成り立ってる」とか言う。
法的に問題ないなら見ますと言い、手に取ろうとすると「あなたにはそんな権限はない!」と大声で言われる。

トイレから戻って、さらに「法的に問題ないはずなのですが」と言うと、録音してることに気がついたのだろう。見ても問題ないようなことを言われる。
背の低い人と、白髪の人の監視の元、票をチェックするが、すぐに無効票&按分票のチェックが来て中断する。

入り口のイスで休んでいると、「私も生活の党の立会人です」と言う人が、少し聞いてきた。
その後、誰かに電話をかけてた。

【00:30ごろ〜】
参観人はいない。
時間をかけて無効票&按分票をチェックする。もちろん隣の人から「お兄ちゃんもっと早くできないか?みんな迷惑している」と何度か言われる。2時間くらい?かかった。

すでに言ったように、投票用紙には同じ候補でも色んなパターンがあったのだが、同じパターンだけチェックしてたら、画像のようなパターンがあった。



数十枚の中に10枚以上?



数十枚の中に5枚以上?


そんな書き方をする人は少数派のはずだ。そんな字が続くわけがない。
どうしてこんな書き方になるか?同じ人間が急いで書いたらこうなる。

今思えばおかしかったのだが、その時は「そういうこともあるかな、どうだろう」「1文字書き方変えるなど工夫してるし、これ撮影してもインパクト弱いかな」と思ってしまったのだ。
僕は最大のチャンスを逃した。

今思えばどれも鉛筆書き、達筆な字もなかったように思う。折り目もなかった。

ある職員に「他の人が代理で書くことあるのですか?と」聞くと、あるけどそういうことはあまりないらしく、年寄りとか手を震えて書けない場合に職員?が書くとか。1つの投票所で2枚程度と言う。
計数機にいた人達も帰っていく。

白髪の人から、はたともこさんの秘書にかけるように言われる。
秘書が愛想よく色々聞いてきた。
「県の選管を通して、さとうこうじさんの選対から私に電話があった」
「何かあったら、はたともこ事務所の責任になるので、困るところもある」
「特に遅延はさせてやるとか、そういうことは関係ないですね?」
「他の人との面識は?」
「これまでに何か成果はありましたか」
「従来の立会人よりは(監視)してるんでしょ?」
「他の人と連絡は取れないのですか」
RKさんとは面識がないと言ったのに、少し後また聞いてきた。
「何時までやるか?」明日の夜8時までやると言うと、言いにくそうに、「生活の党は議席0だったし」「明日の夜8時はいくらなんでも」「そこまでならないように、なりませんか?」と言ってきた。

【03:00ごろ〜】
白髪の人が、有効票に判子を押すから、判子を渡すように言う。「判子押しても後で見れますか?」と言うと、「見れるけど、全部見ると時間がかかる」と冷たい口調で言う。判子を渡してしまった。10人くらいの職員が立会人の判子を押している。
投票用紙をダンボール箱に入れて封をする。ダンボールを場内後ろに重ねていく。
半分の職員が帰っていく。

気分が悪いのでトイレに20分くらい行く。戻ってみるとほとんどの職員がいなかった。
サインをするように言われる。サインと判子をたくさん押す。
職員が代わりに押しましょうかといい従う。開票立会人のバイト料を受け取る。
選管委員長が声をかけてきた。
「一生懸命やったから疲れたろう。」「おつかれさん」「車で送ろうか」と愛想がよかった。

朝の4時ごろ終了。眠いし疲れた。
結局僕以外の立会人は、手作業開票中少し歩いて見てたのと、無効票・按分票に判子押しただけ。みんな一瞬見て判子押すだけの流れ作業。

判子とサインをしたこと、録画しなかったことを、今後悔している。
敗因は、ニートからしばらく他人の筆跡を見ていなかったのと、体力が無いため、疲労で判断力が低下していた。トイレで休めばよかった。